兼六園本舗 高砂屋和菓子

吉田二朗さん

1 0 0 年の歴史に培われた 和菓子の上質な味わいを守り抜く

石引で大正7(1918)年から1 世紀にわたり和菓子を作り続けている老舗です。京都、松江と並ぶ日本三大菓子処・金沢で長年磨き上げた上質な味わいは、広く県外にも知られ、全国各地から注文が寄せられます。 看板商品「加賀の巻絹」は、味噌風味の白あんの上品な甘さと牛皮のしっとりした食感のマッチングが絶妙。他の商品もすべて添加物などは加えず、手作業で素材の美味しさを最大限に引き出す昔ながらの製法を引き継いでいます。自ら和菓子作りに打ち込む4 代目社長の吉田二朗さんは「温度、湿度など季節によって菓子を作る条件が変わるので、毎日、神経を研ぎ澄ませて作っています」と話しています。 味に厳しい茶道の師匠から茶席に使う上生菓子の注文を受けることも多く、吉田さんはアート作品を手がけるように一品一品に精魂を込めて作り上げます。四季の花木を描いたお干菓子の「花扇寿」はいかにも優雅で、目で見る楽しさも味わうことができます。

店主のお気に入り

地元の著名な書家・表立雲氏の字を刻んだ高砂屋の立派な看板。吉田二朗さんは幼い頃から毎日これを見て育ちました。

「加賀の巻絹」

能楽曲「巻絹」にちなみ、加賀絹の反物を模した高砂屋を代表する銘菓 6個入り1,069円(税込)より

「花扇寿」

花木を描いた扇の要には純和三盆糖を使ってある 1箱1,620円(税込)より

「兼六」

チョコの羊羹とバームクーヘンを重ね合わせた現代的感覚のお菓子 5 個入り864 円(税込)より

「深山の月」

創業以来愛されてきた銘菓。大納言小豆の粒あんを牛皮でくるみ、ふやき煎餅で挟んである 8 個入り1,371 円(税込)より

店内

ガラスケースの中には多彩な品目の和菓子がずらりと並ぶ

兼六園本舗 高砂屋

茶会、祝い事、法事、贈答用などに使う上質な和菓子の店として知られています。店の前の井戸の石は、昔、戸室石を引いた石引の歴史にちなみ、赤戸室石を使ってあります。

住所金沢市石引2-7-4