
下野吉松さん
リーズナブルな料金で満腹と満足を提供したい うどん屋と市場人のキャリアを生かした旨さが強み
昭和32(1957)年生まれの店主・下野吉松さんは、同50年から石引の「お多福小立野店」で修行を積み、それから14 年後の平成元年に同小立野店を先代店主から引き継いで独立しました。 いずれ店名に自分の名前を付けようと考えていた下野さんは、還暦が間近に迫った平成27(2015)年、その思いを実行に移し、店名を「お多福小立野店」から現在の「石引亭よし松」に変えました。 「せっかく、のれんを新たにしたので元気なうちはずっと続けたい」。こう話す下野さんは、飲食店店主のほかに、金沢市中央卸売市場の水産仲卸会社で早朝の勤務を長い間続けてきた市場人の顔を持っています。ですから、自分の飲食店の食材に中央卸売市場直送の新鮮な魚を使っています。 下野さんお勧めの「日替わり石引定食」は、「お多福」時代から受け継ぐうどんと、市場直送の魚の料理がセットになり、安さ、美味しさ、ボリュームの三拍子そろった人気メニューとなっています。
石引商店街の夏まつりで下野さんが、マグロの解体をした時、絵の得意な知人が描いてくれた絵。包丁を持った下野さんがマグロにまたがった姿がとてもユーモラスです。
焼き魚定食
焼き魚以外のおかずもたっぷり味わうことができる 900 円(税込)
日替わり石引定食
市場直送の魚を使った料理とうどんがセットになり、食べごたえがある 750 円(税込)
いなりうどん
コクのあるつゆ、うどん、おいなりの相性が抜群 550 円(税込)
店内風景
長いカウンターとテーブル席が並列となり、いたってシンプルなレイアウト
お多福の木彫り
「お多福小立野店」時代から受け継ぐ木彫り。修行を積んだお多福時代の思い出がこもる
メニューはうどん、そば、中華、丼物、市場直送の食材を使った各種定食、刺身、おでん(冬季のみ)などです。リーズナブルな料金で「満腹」と「満足」を提供するのが店主の信条です。
住所 | 金沢市石引1-13-29 |